「落語を見てみたいけれど、どこで見ることができるの?」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、落語はどこで楽しめるのかということについての解説と、寄席(落語の演芸場)のチケットの買い方について紹介しています。
落語を楽しむのは、決してハードルが高いことではないので、気軽に落語を楽しみましょう。
落語は、どこで楽しめる?
それでは、落語をどこで楽しめるかについて、解説していきます。
寄席(よせ)に行く
落語を観に行く最も代表的な方法は、寄席(よせ)に行くという方法です。
寄席とは、落語や漫才を楽しむことができる演芸場のことです。
例えるならば、落語のためのライブハウスというところでしょうか。
その寄席の中でも、ほぼ年中無休で公演されている寄席を「定席(じょうせき)」と言います。
ちなみに、落語は東京の江戸落語と、関西の上方落語があるのですが、それぞれに定席があります。
東京の定席は、次の4つです。
- 上野鈴本演芸場
- 新宿末廣亭
- 浅草演芸ホール
- 池袋演芸場
この4つの寄席については、こちらの記事でまとめていますので、東京の寄席に行きたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
上方落語の定席は、大阪にある「天満天神繁昌亭」が唯一の寄席です。
繁昌亭については、こちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。
僕のように地方に住んでいる人は、なかなか行けないという方もいると思いますが、寄席ならではの雰囲気もあったりするので、観光と合わせて、ぜひ寄席に行ってもらいたいです。
ホール落語を見に行く
ホール落語とは、地方などのホールで行われる落語会のことです。
先ほど紹介した、東京や大阪の寄席に行けないという人は、自分が住んでいる地域で、ホール落語を見るのがおすすめです。
また、寄席の場合は、多くの噺家さんが出るので、一人当たりの持ち時間が少ないのですが、ホール落語の場合は、一人の噺家さんの話をたっぷり聞くことができるというメリットがあります。
YouTubeで見る
もっと気軽に落語を見たいという方は、YouTubeなどで、噺家さんのYouTubeチャンネルを見てみるのも良いでしょう。
例えば、笑点にも出ている春風亭一之輔師匠のチャンネルでは、一之輔師匠の落語を見ることができます。
また、噺家さんの落語ではありませんが、お笑い芸人の中田敦彦さんが自身のチャンネル内で、古典落語の演目をいくつか紹介しているものもあります。
落語は、話の内容を全然知らなくてももちろん楽しめるのですが、古典落語など、話を知っていることで、噺家さんごとの演技や演出の違いなどを楽しむことができます。
ですので、少しずつ演目を覚えていくことをおすすめします。
寄席のチケットはどこで買うの?
寄席のチケットは、寄席の入り口付近にあるチケット売り場で購入するのが基本です。
チケット売り場は、「テケツ」と呼ばれたりもします。
これは、チケットという単語が訛って、テケツと呼ばれているそうです。
寄席のチケットを買って入場するまでの方法や、マナーについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、落語はどこで見れるかについてを解説させていただきました。
東京・大阪など、落語の定席の寄席に行ける機会がある人であれば、寄席に行くという方法が最もおすすめです。
地方に在住などで、それが難しいという方であれば、ホール落語を観に行ったり、YouTubeチャンネルなどで、落語を楽しみましょう。