一人旅の魅力や楽しみ方を紹介!失敗しないために必要な準備とコツ

一人旅の楽しみ方アイキャッチ

「一人旅に興味があるけど、どんな魅力があるの?」「どんな風に楽しめばいいの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

一人旅を楽しめるようになると、自分のためだけに旅行プランを作って、自分自身に素敵な時間をプレゼントすることができます。
それだけでなく、計画を立てて、それを実行していくことによって、自然と自己肯定感が高まり、プライベートにも仕事にも好影響をもたらしてくれます。


この記事では、一人旅の魅力や楽しみ方をメインにお伝えしていこうと思います。
また、記事の後半では、一人旅をより充実したものにするために必要な準備とコツをお伝えさせていただきたいと思います。

目次
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一人旅の魅力とは?

一人旅は、本当に魅力的な趣味の1つです。
一人旅の魅力を5つのポイントにまとめて、お伝えします。

自由にタイムスケジュールを組める

腕時計をつけた前腕

一人旅の魅力の一つは、自由に自分の思うがままにタイムスケジュールを組める点にあります
特に、仕事や家庭など、普段の日常生活で、気を遣って生活している方には、おすすめしたいポイントです。

「旅行先で何をしたいか」、「どれくらいの時間をどこで使いたいか」など、誰に気を使うわけでもなく、わがまま放題にプランを決めることができます。

たとえば、朝の京都を散策したり、昼下がりにカフェでゆっくりと過ごしたり、宍道湖で夕暮れを待ちながら読書を楽しんだり、居酒屋でしっぽりとお酒を嗜んだり…。

音楽が好きな人であれば、周りの人を気にせず、好きなアーティストのライブを楽しんだりするのも良いでしょう。

一人旅では、「いつ」「どこで」「何をするか」を全て自分で決めることができます。

自分だけの最高なプランを計画することができます。

自分の好きな場所に行ける

海で手を挙げる人

自分の好きな場所に自由に行けるというのも一人旅の魅力の1つです。

僕自身が、アートが好きだったり、落語やお城を見に行ったりするのが好きなのですが、万人受けする趣味ではないので、誰かに付き合ってもらうのは、結構気を使います。

なので、友人と旅行に行く際は、本当は自分が行きたい場所があっても、気を使って言い出せないこともしばしばあります。

しかし、一人旅であれば、どこに行くのも自由です。

例えば、歴史好きならお寺巡りや有名なお城に行くのも良いですし、自然や体を動かすことが好きな人であれば、屋久島でトレッキングを楽しむなんてのも良いでしょう。

都会の喧騒から離れたいときや、逆に、都市の活気を求めて賑やかな場所に行きたいときなど、心の赴くままに自分の行きたい場所を選ぶことができます。

すけさん

僕にも、まだ見たことのない風景やイベント、文化がたくさんあります。
一人旅で、新しい発見や新しい経験を、自分自身にプレゼントできる瞬間は、何事にも変えられない喜びです。

自己肯定感が上がる

一人旅の素敵な効果の一つに、自己肯定感の向上があります。
自己肯定感とは、ありのままの自分を価値のある存在として認め、尊重する感覚のことです。
自己肯定感を育むことで、自信がついたり、行動や思考も前向きになることができます。

このような話をすると、「自己肯定感が上がるのは、意識高い系の人だけだよー」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

例えば、「道に迷った時にGoogleマップで検索して、目的地に辿り着いた」、「ランチを食べようと思っていたお店に行ってみたら定休日だったので、別のお店を検索して行ってみた」など、このような小さな成功体験を積み重ねることで、自分に対する信頼感や尊敬の感情が育まれて、自己肯定感が自然と高まっていきます。

また、一人旅をしている間は、「どこで遊ぶ」「何時までに宿に帰る」など自分の決断によって一日を過ごすことになります。
ですので、自分の選択に対する責任感も自然と生まれてきます。

すけさん

一人旅を終えて、日常生活に戻った後も、不思議と自己肯定感が高まった状態が持続します。
仕事やプライベートなど、いろんな場面で、ポジティブな結果を生み出してくれると感じています。

費用を抑えるのも、贅沢するのも自分次第

スマートフォンの電卓

一人旅では、予算を抑えて旅行をするのか、贅沢な旅行プランにするのか、自分自身で決めることができます。

贅沢な旅行プランを組むのも、一人旅の方が、大勢の旅行よりもプランを組みやすい場合があります。

例えば、「一人20,000円の宿に家族4人で泊まる場合は、合計80,000円の費用がかかるので、さすがに泊まれないから、もう少し安いビジネスホテルに泊まろうか」と、決めなくてはならなくなってしまうような場合です。

このように、家族や友人などとの複数人の旅行では、目的地や宿泊施設、食事場所を選ぶ時に、人数が多いことが理由で妥協しなければいけないことがあります。

しかし、一人旅であれば、贅沢をするのも費用を抑えた旅行をするのも、自分一人の気分や経済状況に合わせてコントロールすることができます。

費用という点において、「泊まる場所」、「食事」、「移動」、「遊ぶ場所」についてそれぞれ簡単に説明していきます。

泊まる場所に関しては、20,000円の旅館に泊まることも一人であれば、高額ではありますが現実的な数字ですし、「泊まるところは寝れればいいや」と思うのであれば、格安なドミトリーやカプセルホテルに泊まることもできます。

また、食事に関しても、一人分の予算であれば、高価なレストランで食事を食べることもできますし、安さを求めるのであれば、モーニングやランチを1,000円〜2,000円で美味しいものを食べて、夜はチェーン店や地元のスーパーでご飯を買って、ホテルですませるなんてこともできます。

移動も、自分のタイムスケジュールや予算に合わせて、新幹線・飛行機・電車・バスなど、自由に選択をすることができます。
観光地に着いた後も、体力に余力があったり、移動距離がそこまでないのであれば、徒歩で移動するのもおすすめです。
徒歩は無料ですし、体力作りにもなるし、街並みを見ることできて、いいこと尽くしです。

遊ぶ場所に関しても、一人旅では自分の興味がある場所のみを選ぶことができます。
ですので、誰かと一緒に旅行に行った際の「本当はあんまり興味がないけど、付き合いだから行くかー」というような、不要な出費を避けることができます。

一人旅では、自分だけの興味や優先順位をベースにして計画を立てることで、無駄な出費を避け、賢く予算を管理することができます。

普段と違うファッションを楽しむことができる

一人旅では、普段と違うファッションを自由に楽しむことができます。

僕自身、もともとファッションにあまり興味がなく、適当なジーパンとパーカーを着ていた部類の人間なのですが、30代になったあたりから、少しずつファッションに興味を持つようになりました。

しかし、もともと適当な服を着ていたので、知っている人におしゃれを楽しんでいる姿を見られたら、「なんか服に気合いが入ってるけど、デートか何かあるのかな」とか、「30歳過ぎてデビューしたのかな?」とか、そんな風に思われてしまいそうで、ファッションを自分が住んでいる地域で楽しむ勇気がなかなか出ないなーと思うことも多々ありました。
自意識過剰なんですけどね。

でも、旅行中であれば、周りは全く知らない人ばかりです。
いつもと違うおしゃれをすることで、新たな自己表現の形を見つけることができます。

すけさん

例えば、初めてアクセサリーをつける時って、めちゃくちゃ勇気がいると思うんですよね。リングとかネックレスとか。
でも旅行先であれば、誰にも見つからずに、お試しでつけてみることが可能です。

一人旅の楽しみ方

それでは、一人旅の楽しみ方について、解説していきたいと思います。

自分の好きなことを追求する

絵画を見る人

一人旅の最大の魅力は、他人に気を遣うことなく、純粋に自分の好きなことを存分に楽しむことができる点にあると思います

温泉、アート、カメラ、スポーツ観戦、ライブ、舞台鑑賞、歴史、トレッキングなど、人それぞれに好きなことや興味のあることがあると思います。

一人でいる時間は、自分自身の内面に深く向き合い、本当にやりたいこと、見たいもの、体験したいことを自問自答する絶好の機会であり、実際にその好きなことを追求することができます。

一人旅をする上で重要なのは、他人の常識に縛られることなく、自分自身の好奇心に正直になることです。

自分だけの時間を利用して、好きなことに没頭してみましょう。
日々の生活では見過ごしていた自分自身の新たな一面や好きなことを発見することができます。

一人旅で何をするかについては、こちらの記事でも書いているので、気になる方は、参考にしてみてください。

グルメを楽しむ

福山で食べたオムライス

旅行先でグルメを楽しむことも一人旅の醍醐味のひとつです。

ご当地グルメを楽しんでもいいですし、最近話題になっているラーメン屋やカフェに行くのも良いでしょう。
誰にも気兼ねすることなく、自分の好奇心の赴くままに美味しいものを探求することができます。

また、一人旅の場合、食事が来るまでは、ぼーっとお店のインテリアを眺めたり、食事が来たら目の前の食事に集中することができるので、お店の内装や提供される食事をよりディープに楽しめることができます。

「ここの蕎麦は、いつ食べても香りがいいなー」とか、「ここのチーズケーキは、ハチミツとブラックペッパーをかけて食べるタイプなんだー」とか、自分の心の中でいろいろ考えながら食事を楽しんでいる時は、ドラマ「孤独のグルメ」の世界観を追体験しているような気分になります。

一人旅でグルメを楽しむことは、単に美味しいものを食べるというだけではなく、旅行先の魅力を存分に感じ取ることができる素晴らしい機会でもあります。

インスタグラムなどで、旅の思い出を共有する

旅先での美味しい食べ物や美しい景色をインスタグラムを通じて共有することも、旅の楽しみ方の1つです。

インスタグラムに写真を投稿することで、友人や家族、さらには見知らぬ人とも、旅の体験を共有することができます。

特に、共通の趣味を楽しむ友人が周りにいないという人には、強くおすすめしたいポイントです。
インスタグラムで投稿した時に、ハッシュタグや位置情報のタグ付けすることによって、特定の場所や共通の趣味に興味のある他のユーザーとの交流が生まれることがあります。

また、後で自分自身がインスタグラムを見返して、旅の思い出を振り返ることができます。
インスタグラムは、デジタルな自分だけのアルバムとしても機能し、旅の記憶を色褪せさせることなく保存することができます。

すけさん

僕自身も、美術館巡りを趣味にしているSNS上のお友達ができたので、SNSを活用して良かったと感じています。

一人旅を楽しむためのコツと準備

一人旅を趣味として長く続けていると、失敗してしまったなーと感じてしまうケースが、しばしばあります。
そのような事態を防ぐためのコツや準備を僕の経験を通して、お伝えしたいと思います。

自分の好きなものをメインの目的地として計画に入れる

姫路城の写真

一人旅の計画を立てる時には、自分の好きなことをメインの目的地として選ぶことをおすすめします。
そうすることで、旅の充実度を格段に高めることができます。

というのも、僕が20代前半の時に、目的もなく、なんとなくで一人旅をしたことがあるのですが、あまり楽しさを見出せず、それっきり、しばらく一人旅をしないようになってしまいました。

振り返ってみて、これは、下準備の少なさや、自分の好きなことを中心にした計画が立てることができていなかったことが原因だと考えています。

自分の好きなものを旅行プランに取り入れて、充実した旅行プランを計画しましょう。

お店のリサーチをする

インスタグラムでのリサーチ

一人旅での時間を充実させるためには、事前にお店のリサーチを行うことが重要です。

遊ぶ場所や泊まる場所のリサーチもした方が良いのかもしれませんが、グルメを楽しみたい方は、食事のリサーチにも力を入れましょう。

現代ではインターネットが発達しており、様々な情報が手に入りやすくなっています。

僕が、ご飯を食べる場所やカフェを探す時にメインで使っているのは、インスタグラムです。

比較的、新しい情報が入ってきて、最近流行りの店なども分かりますし、写真や動画で視覚的に情報を収集することができるので、より具体的なイメージを持つことができます。

インスタグラムなどで、行きたいお店の候補が見つかったら、グルメサイトなどで、口コミを参考にするのが良いと思います。
実際にお店に行った人の味の感想や、行列の混み具合などをリアルな声として収集することができます。

また、リサーチをすることで、店舗の営業時間や定休日、アクセス方法、予算などの基本情報も把握できます。

すけさん

一人旅では、行ってみたらお店が休みだったとか、行列がすごかったとか、予期せぬトラブルに遭遇してしまうことがあります。
行きたいお店を複数ピックアップしておくことで、スムーズにプランを変更することもできます。

お店などの予約をする

カフェの内観

全ての行きたいお店に予約をする必要はありませんが、リサーチをした段階で、「人気で混み合いそうだなー」と感じるお店に対しては、予約をしておくことをおすすめします。

時前に予約をしておくことで、人気のレストランや観光スポットでも確実に入場でき、待ち時間を減らすことができます。
限られた旅行の時間を最大限に活用するために有効な方法です。

また、美術展や舞台などを鑑賞する場合や、イベントやアクティビティに参加したい場合も、人気があり混みそうなものであれば、予約が必須です。
せっかく行ったのに、予約をしてないばっかりに、行きたいとこに行けなかったというのは、避けたいですからね。

事前に予約をすることで、旅行プランに安心感が生まれ、よりリラックスして旅を楽しむことができます。

荷物は最小限にする

バックパックの写真

ここまで何度も言ってきたように、一人旅の醍醐味は、自由に行動できることにあります。

しかし、荷物が多すぎると、旅の途中の移動など、不便に感じることが出てきます。

ですので、荷物は最小限にすることをおすすめします。

具体的にどの程度の荷物量かというと、駅などにおいてある中ぐらいのコインロッカー(高さ550mm×横340mm×奥行570mm程度)に入る程度の荷物が良いと思います。(※縦横や奥行きの寸法が入れ替わることはありますが、大体このくらいのサイズ)

あと、自分自身の体力とも相談してもらいたいのですが、できればキャリーケースで旅行に行くよりも、リュックやバックパックに荷物を入れて旅行に行くことをおすすめします。

というのも、駅などでコインロッカーに荷物を預けたいと思っても、キャリーケースを持っていくと、大きいサイズのロッカーにしか入らない場合があります。
他の旅行客も大きいサイズのコインロッカーから使っていくので、最悪の場合、大きいサイズのコインロッカーが埋まってしまい、荷物を預けられないというケースが出てしまいます。

そんな場合でも、バックパック程度の大きさであれば、中ぐらいのサイズのコインロッカーにも入りますし、多少サイズが小さいくらいなら、柔らかいので無理やり詰め込んで、ロッカーに押し込むこともできます。

初めての一人旅の場合は、ある程度荷物が増えてしまうのは仕方ないことだと思うので、何回か旅行に行きながら、少しずつ、いるものといらないものを選別していきましょう。

まとめ

この記事では、一人旅の魅力や、一人旅を楽しむためのコツや方法をお伝えさせていただきました。

一人旅の魅力は、自由に時間を使えること、好きな場所を訪れることができること、自己肯定感を高めること、そして経済的にも優しいことにあります。
美味しいご飯や、自分自身が楽しいと思えることをどんどん追求していきましょう。

旅を楽しむために、自事前のリサーチや予約をしておくことも重要です。

一人旅で充実した時間を過ごすことができれば、きっと忘れられない経験を提供してくれると思います。
一人旅を通して、自分だけの特別な時間を過ごしてみてください。

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