劇団四季「美女と野獣」は、舞浜にある舞浜アンフィシアターにて、公開されています。
座席によって値段が違うのですが、今回は、最後列のC席で「美女と野獣」を鑑賞して来ました。
C席は一番安い席なので、C席からの鑑賞を考えている人も多いのではないかと思います。
この記事では、劇団四季「美女と野獣」のC席からの見え方や、C席の良い点と、悪いと感じた点について紹介しています。
また、少し死角がある席もあるので、C席の中でもどの席を選ぶのがおすすめかについても紹介しているので参考にしてみてください。
正直、多少見えにくいところもありましたが、美女と野獣の公演は、めちゃくちゃ感動しました!
ぜひ、観に行ってみてください。
最後列からの見え方
それでは、僕が実際に座った最後列の席からの見え方について、紹介します。
上の画像は、美女と野獣が公開されている舞浜アンフィシアターの座席図です。
ステージを中心に扇形に座席があるような配置になっています。
今回、僕が鑑賞したのは、下の画像に印をしてある「24列27番」という席です。
劇団四季「美女と野獣」の席は、S席・A席・B席などがあるのですが、この席はC席という、最も安い価格の席です。
そして、次の写真が、僕が鑑賞した「24列27番」の席からの景色です。
最後尾なので、距離感を気にされる方もいらっしゃると思うのですが、そんなに「遠い」という印象は受けませんでした。
しかし、見えにくいなと感じた部分もあるので、それらも含めて、この席の良かった点と悪かった点を紹介していきます。
C席で良かった点
それでは、実際にC席で鑑賞してみて、良かった点について紹介していきます。
コスパが良い
これが、最大のメリットかもしれませんが、C席は他の席と比べ、最も安い席です。
もちろん最前列で見たいという気持ちもありますが、前列の席は、値段が高く、なかなか手がでないという方も多いと思います。
僕も旅行の際に劇団四季を見に行くので、他の旅費も嵩むため、なるべく安い席で楽しみたいと思っています。
価格の面でいうと次のような方にC席をおすすめします。
【費用の面で、C席がおすすめの人】
・旅行で行くため、費用を減らしたい人
・他にも趣味があるため、費用を減らしたい人
・リピーターとして、何度も通いたい人
・お子様連れの人
・初めて劇団四季に行くから、お試しで見てみたい人
安い最後列の席でも、僕自身感動しましたし、しっかり心が満たされました。
俯瞰で見れる
ステージから近い席は、演者の表情がしっかりと見えるというメリットがある反面、近すぎて全体が見渡しにくいというデメリットもあります。
特に、この舞浜アンフィホールの前列でも上手や下手(ステージの右寄り、左寄りの席)に座ると、結構角度がつくので、全体が見えにくい席がいくつかあります。
そのような席と比べると、後列の席の方が、俯瞰でステージを見ることができるため、全体を見渡すことができます。
音響もバッチリ
後方の席なので、「音がしっかり聞こえるのか?」という点を気にされる方もいると思うのですが、全然問題なく、聞くことができました。
さすが、劇団四季の音響という感じです。
個人的には、「Be Our Guest(ベルにお城のキャラクターたちがディナーを作ってくれる時の歌)」や、「Gaston(ガストンの偉大さを村の人たちが歌う時の曲)」といった曲が流れた時は、コーラスの美しさや音の圧力が伝わってきて、涙が出て来そうなくらい感動しました。
最後尾ですが、音の聞こえ方は、心配ないと感じました。
C席で残念だった点
それでは、C席で残念だった点について紹介していきます。
役者の表情は見えにくい
やはり、前列の席と比べると役者の表情は見えにくいというデメリットがあります。
役者の表情までみたいという方には、C席はあまりおすすめではないかもしれません。
もちろん、前列には前列の楽しみ方がありますが、後列で表情が見えなくても、さほど心配はいらないと感じました。
というのも、「美女と野獣」をみて感じたのが、役者さんのキャラクターの動きの再現度が、めちゃくちゃ高いということです。
ルミエール(ろうそくのキャラ)も、ポット夫人も、コグスワース(時計のキャラ)も、原作のディズニー映画で見せてくれたような歩き方や仕草で演じてくれます。
ですので、遠くの席からでも、それぞれのキャラクターの感情など、十分に感じることができます。
死角がある
これは、はっきりとデメリットと言ってしまって良いと思うのですが、C席からはほんの少しだけ死角があります。
こちらは、会場の写真なのですが、この薔薇の映像が映っているカーテンが上がると、ステージのもっと奥が見えるようになります。
そして、このステージの奥の方でも演出があるのですが、一部演出が見えにくい時がありました。
下の画像のようにステージ奥の左寄りの辺りが見えにくいなと感じました。
ストレスになるほどの見えにくさではなかったのですが、中央に近い席の方が見えやすいと思います。
僕が座っていた27番の席よりも外側(Fブロック側)に行くと、かなり死角が増えると思います。
ちなみに、値段がリーズナブルな注釈付きサイドB席・注釈付きサイドC席という席もあるのですが、外側寄りの座席になるので、死角でステージの演出が見えにくい席です。
そのため、ステージ全体を楽しみたいという方には、あまりおすすめできない席です。
階段を少し登らないといけない
最後列の一番上の席なので、当たり前ではあるのですが、上の席に上がるまでに少し階段を登らないといけません。
ちなみに、舞浜アンフィシアターは、上の写真のように1階の入口から入って、会場内から上に上がっていき、席につきます。
僕は、頻回に昇り降りはしませんでしたが、席についた後、お手洗いに行きたい方や、ショップなどに行きたい方は、階段を昇り降りしなければいけません。
ですので、ご高齢の方や足腰が弱い方などは、少し不便な席かなと感じました。
C席のおすすめの席
上の画像の緑のマーカー部分が、C席です。
先ほどのC席のデメリットの部分でも紹介しましたが、会場の中心から離れて、外側の席に行くにつれて死角が増えてきます。
ですので、下の画像のようにできれば、C席の中でも可能な限り内側の席を選ぶことで、より演出を楽しむことができます。
ちなみにC席よりもワンランク高いB席を選ぶ場合も、Gブロック・Kブロックの席を選ぶよりも、Hブロック・Jブロックの席を選ぶ方が良いと思います。
まとめ
この記事では、劇団四季「美女と野獣」、舞浜アンフィシアターのC席からの見え方について紹介させていただきました。
C席の座席について、良かった点や悪かった点などいろいろお伝えさせていただきましたが、「少しだけ見えにくい部分もあったけど、そんなに気にならず、十分満足することができた」というのが、筆者の率直な感想です。
劇団四季の舞台は、本当に素晴らしいので、ぜひ直接会場に行って、舞台を楽しんでもらえたらと思います。
また、美女と野獣以外にも、座席からの見え方についてレビューしていますので、参考にしてみてください。