手頃にアートを飾りたい！サブスク型アートサービスおすすめ3選

「自宅にアートを飾ってみたいけど、買うのは少し怖いな」、「手の届く価格で、アートを楽しみたいな」と感じていませんか？

そのような方には、アートのサブスクサービス（サブスクリプションサービス）がおすすめです。

この記事では、サブスク型アートサービスについてや、メリット・デメリットはどのようなものがあるかを解説した上で、美術館巡りが趣味の筆者が、おすすめするサブスクサービスを3つ紹介させていただきます。

サブスク型のアートサービスとは？

サブスク型のアートサービスとは、定額料金を支払うことで、アート作品を楽しむことができるサービスです。
音楽や動画などもサブスク型サービスがありますが、そのアート版だと思ってください。

月額料金を支払うことで、様々なアート作品を定期的にレンタルまたは購入することができます。

また、アートのサブスクは、作品を入れ替えることもでき、いろいろな作品と触れ合うことができるので、自分の興味の幅を広げたり、新しいアーティストやアートのスタイルに出会うことができます。

アートサブスクは現代のライフスタイルにも適した、非常に柔軟で便利なサービスと言えるでしょう。

アートサブスクのメリットとデメリット

それでは、おすすめのアートサブスクサービスを紹介する前に、サブスクサービスのメリットとデメリットについて、説明していきます。

アートサブスクのメリット

• リーズナブルな価格でアートを楽しめる
• 定期的に作品を入れ替えることで、新鮮な気持ちでアートを楽しめる
• 実際に飾ってみて、「なんか違うな」と思った時に、変更することができる
• 作品の管理や保管の手間が省ける
• コンシェルジュサービスがある場合、おすすめの作品を提案してもらえる

アートのサブスクは、種類にもよりますが、月々1,000円〜6,000円くらいで楽しむことができます。

ひとつの作品を大切に飾るのも良いと思いますが、気分や趣味嗜好の変化、季節などで、飾る作品を変えることができるのが、サブスクサービスの良いところです。

サービスによって、違いはありますが、自分で好きな作品を探してレンタルするのも良いですし、コンシェルジュサービスやアンケートなどによって、おすすめの作品を提案してもらうことができます。

アートサブスクのデメリット

• レンタルなので、作品が自分の資産にはならない
• 長期的に利用すると、購入よりも高くなる可能性もある
• 作品が破損した場合、弁償費用が発生することがある

アートサブスクのデメリットは、作品を所有する訳ではないので、自分の資産にはならないということがあげられます。

また、同じ作品を長期的にレンタルする場合、その作品を購入するよりも金額が高くなってしまう可能性があります。

その他には、作品が破損した場合、弁償費用が発生することがあることが、デメリットとしてあげられます。

おすすめのアートサブスクサービス3選

それでは、おすすめのアートサブスクサービスを3つ紹介していきます。

Casie（カシエ）

「Casie（カシエ）」は、絵画の月額制のレンタルサービスです。

約1300名のアーティストが所属しており、13,000点もの絵画を取り扱っています。
月額2,200円から利用できるため、誰でも手軽に自宅やオフィスにアートを取り入れることが可能です。

もしも、気に入った作品があれば、その作品を購入することもできます。
作品を購入したい場合、実際に飾ってから購入を検討することができるので、アート初心者でも安心して、作品を購入することができます。

Casieの人気の理由は、作品の多さだけではありません。
Casieでは、万が一のアートの破損・汚損に備えて「安心補償制度」があります。
月額利用料にあらかじめ補償料が含まれているので、別途支払いをする必要はありません。
ただし、明らかに故意に作品を破損・汚損させた場合は、補償が効かないので、注意が必要です。

また、Casieは、1分でできるアート診断や、コンシェルジュサービスを提供しており、ユーザーの好みに合った作品を提案してもらうこともできます。

Casieの料金プラン

	ライトプラン	レギュラープラン	プレミアムプラン
月額料金	2,200円/月	3,300円/月	5830円/月
サイズ	小さめサイズ 2号（24cm×19cm）	ポスターサイズ 8号（41cm×32cm）	大きめサイズ 20号（72.7cm×60.6cm）
作品の交換料	880円/回	1,650円/回	2,750円/回
おすすめの飾る場所	玄関・トイレ	リビング・ダイニング	広い壁のある部屋

料金は、上の表のようになります。
デメリットとしては、作品を交換したい場合、交換料金が発生してしまうことがあげられます。

しかし、作品を交換しなければ発生しない料金であり、月額料金は、万が一作品を破損した場合の補償料も含めてこの値段なので、納得の価格帯だと思います。

また、辞めたい時には、サービスをいつでも解約できるという点も良心的で、おすすめのポイントです。

スタータープランは、なんと初月550円でサービスを利用することができます。
お試しで利用されてみてはどうでしょうか？

ARTELIER(アートリエ)

「ARTELIER（アートリエ）」は、阪急阪神グループが運営する絵画のレンタル・販売サービスです。

アートリエの特徴は、登録されているアーティストが、アートリエによる審査を通過した方しか所属していないという点です。
そのため、取り扱う作品は、クオリティの高い作品が多いです。

また、先ほど紹介したCasieと同様に、あんしん補償サービスがあります。
絵画に破損・紛失等が生じた際に、アートリエが定める条件を満たしている場合、 修補等に必要となる弁済を補償してくれます。

ARTELIER(アートリエ)の料金プラン

	レギュラープラン	プレミアムプラン
月額料金	3,800円/月	5,700円/月
対象の作品	10万円未満の作品	10万円以上の作品
作品の交換料	2,800円/回	2,800円/回

アートリエのサービス利用料金は、絵画のサイズによる料金設定ではなく、過去の取引金額による作品の価値に基づき、レンタルプランを設定しています。

プランは、2種類あります。
10万円未満の作品を対象とした「レギュラープラン」と、10万円以上の作品を対象とした「プレミアムプラン」を選択することができます。

作品の交換料は、一律2,800円ですが、作品のレンタル期間が連続して6ヵ月以上の場合は、交換手数料は無料です。

GOOD ART LIFE(グッドアートライフ）

「グッドアートライフ」は、ゴッホ、モネ、ルノワールなどの世界的に有名な画家の名画を自宅で楽しめるサブスクサービスです。

毎月ランダムに選ばれた名画のレプリカが、自宅に定期便で届きます。
解説書も同梱されており、作品の背景や魅力を深く理解しながらアートを鑑賞することができます。

グッドアートライフは、比較的月額料金も安く、アートを手軽に取り入れたい方や、インテリアとして名画を飾りたい方におすすめです。

グッドアートライフは、名画をより身近に感じられるだけでなく、アートの歴史やアーティストに関するストーリーを学ぶことができます。

GOOD ART LIFE(グッドアートライフ）の料金プラン

	名画の定期便
月額料金	980円/月
お届け周期	毎月1回
作品の交換	交換不可

グッドアートライフの月額料金は980円であり、とてもリーズナブルです。

名画の複製画1枚（A4サイズ）と解説書がセットで届きます。
作品は、ファインペーパー（特殊印刷用紙）に印刷された状態で届きます。
ちなみにファインペーパーとは、「品質の優れた紙」という意味です。

届いたアートの返却は不要なので、一度届いた作品は、気分によって、入れ替えることも可能です。

まとめ

今回は、美術館巡りを趣味にしている筆者が、アートのおすすめサブスクサービスを3つ紹介させていただきました。

紹介させていただいたサービスは、次の３つです。

• Casie（カシエ）
• ARTELIER（アートリエ）
• GOOD ART LIFE(グッドアートライフ）

Casie(カシエ)は、作品数も多く、自分で作品を選ぶのも楽しいですし、悩むようであればコンシェルジュサービスで、自分に合った作品を選んでもらうことができます。
個人的には、一番おすすめ。

アートリエは、審査に通ったアーティストが所属しており、可愛らしい作品も多い、特に女性におすすめしたいサービスです。

グッドアートライフは、レプリカ品ではありますが、名画を低価格で楽しむことができます。
ゴッホやモネの作品などを、楽しみたい方のおすすめのサービスです。