1人で美術館に行くのって「周りから寂しい人と思われないかな?」「浮いて見えないかな?」と不安を感じてしまいますよね。
でも、その心配はいりません。
僕も美術館巡りを趣味にして頻繁に美術館に通っていますが、男女問わず1人で美術館に行く人はたくさんいます。
友達などと美術館にいって、感動を共有するのも悪くないけど、1人で美術館に行って自分のペースで、気になる作品をじっくり楽しむのも贅沢な時間です。
この記事では、一人で美術館に行くのは恥ずかしくないよという話をした上で美術館を楽しむためのポイントを紹介します。


一人で美術館に行くのは恥ずかしくない

冒頭でもお話ししましたが「一人で美術館に行ったら、寂しい人に見えないかな」「浮いてみえないかな」と不安に思う方もいると思います。
しかし、実際はまったく問題ありません。
美術館に行けば、一人で来ている方は男女問わずたくさんいますし、僕自身もその一人です。
自分のペースでじっくり作品を楽しむ「おひとりさま鑑賞」は、アート好きにとって、贅沢な時間と言えます。
最初の一度だけ勇気を出して行って仕舞えば、一人での美術館巡りは心地よさを実感できるはずです。
美術館でのおすすめの過ごし方・楽しみ方

それでは、おすすめ美術館での過ごし方や楽しみ方を紹介します。
自分のペースで作品を楽しむ
一人で美術館に行く時は、次のような楽しみ方がおすすめです。
まず、美術品を見てまわりますが、全部の作品を順番に観ようと頑張る必要はありません。
無理に見て回ろうとせず、自分が興味を持った作品をじっくりと楽しむのがおすすめです。
また、入り口付近や人気の作品は人が集まって混雑する場合もあるのですが、後回しにして、空いたときに作品を見ても良いでしょう。
そうすることで1人でも居心地がよく、無理なく楽しむことができます。
この記事では簡単に紹介しているのですが、こちらの記事で楽しみ方やマナーなどについて詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

音声ガイドを活用する
僕自身は、自分のペースで回りたいのであまり使いませんが、音声ガイドを借りて美術館を回るのもおすすめです。
芸能人や著名人が美術品を解説してくれている音声を聞きながら、美術館を回ることができます。
美術品に詳しくない方でも、展示内容をしっかり理解できるので、ただ眺めるだけよりずっと楽しくなります。
適度に休憩を挟む
自分なりのペースで適度に休憩を挟むのも大切です。
美術館の規模にもよりますが、結構歩くことが多いので、疲れてしまいます。
休憩用の椅子が置いてあるところもあるので、疲れたらチェアに座ってのんびりと休憩しましょう。
無理に詰め込まず、のんびり楽しむことが“一人美術館”を気楽に味わうポイントです。
ミュージアムショップで記念品や作品集をチェック
美術館に行くと、だいたい出口付近にミュージアムショップがあります。
ここも美術館を楽しめるスポットです。
展示されていた作品に関連する図録やポストカード、オリジナルグッズなど、ショップには思わず手に取りたくなるアイテムが並んでいます。
気に入った作品のポストカードや本を購入すれば、家に帰ってからも、美術展の余韻を楽しめます。
また、ミュージアムショップはその美術館ならではの品揃えがあるため、限定品を買って帰るのも良いかもしれませんね。
鑑賞後はカフェで余韻を楽しむ
美術館によっては、併設のカフェやラウンジがある場合があります。
作品を鑑賞した後、そのままカフェで一息つくのも、美術館の楽しみ方のひとつです。
作品を見た感想を思い返したり、撮影OKだった展示の写真を見返したりするのに、カフェはちょうど良い場所です。
一人だからこそ、ゆっくりと余韻に浸りながら、自分だけの時間を過ごせます。
混雑しがちな展示スペースとは違い、カフェでは落ち着いてリフレッシュできるので、長時間の鑑賞で疲れたときにもおすすめです。
次の写真はこのブログでもよく出てくる東京都現代美術館のカフェの「白いビーフストロガヌフ」というメニューなのですが、このようにお茶だけでなく、ランチを楽しめる場所もあります。

まとめ
一人で美術館に行くのは、決して恥ずかしいことではありません。
周りの目を気にせず、自分のペースで好きな作品をじっくり楽しめるのは、一人だからこそ味わえる贅沢な時間です。
最初は不安に感じるかもしれませんが、実際に行ってみればその心地よさがわかるはず。
この記事を参考に、ぜひ気軽に「一人美術館」を楽しんでみてください。

