昔と比べると料理を趣味にする男性が増えてきており、魅力的な趣味のひとつとして注目されています。
料理を趣味にすることで、食費を節約をすることができたり、健康的な食生活を手にいれることができます。
また、手料理を振る舞うことで、家族や友人、恋人などにも喜んでもらうことができるでしょう。
この記事では、これから料理を始めたいという男性に向けて、料理を趣味にするメリットやスキル上達のためのコツ、おすすめの学習方法について紹介させていただきます。
料理を趣味にするメリット7選
料理を趣味にするメリットは、下記の7つです。
- 人に喜んでもらえる
- 健康的な食生活が手に入る
- 節約になりやすい
- ストレス発散になる
- 一生モノの財産になる
- 食の知識が増えやすい
- 料理を手にする仲間と繋がれる
それぞれについて解説します。
人に喜んでもらえる
料理を趣味にすることで、自分が楽しむだけでなく人に喜んでもらうことができます。
これは、完成した料理を友人や家族に振る舞うことで喜んでもらえるからです。
もちろん、美味しい料理が完成すれば良いのですが、最初から完璧である必要はありません。
簡単な炒め物でも相手を思って作ることで、「自分のために作ってくれた」という特別感を伝えることができます。
また、家族やパートナーがいる場合は、料理という家事の一部をあなたが負担することで、相手の負担を軽減することができます。
例えば、仕事を1日一生懸命頑張ったあとに、あなたが晩御飯を作って待っていれば、家族やパートナーからきっと喜ばれるでしょう。
料理は、自分も楽しめるし、人にも喜んでもらえる素晴らしい趣味のひとつだと思います。
健康的な食生活が手に入る
料理を趣味にすることで、健康的な食生活を手に入れることができます。
これは、料理を自分で作るので、健康的な食材を選んだり、調味料の量をコントロールできるからです。
例えば、外食やコンビニ弁当ばかりの場合、栄養バランスが偏りがちになりますが、野菜をたくさん使った料理を作ったり、塩分や油の量を控えることで体に優しい食事を食べることができます。
継続してバランスの取れた食事をすることで、健康的な体を手に入れることができるでしょう。
節約になりやすい
料理を趣味にすることで、自然と節約ができるようになります。
外食やデリバリーは便利ですが、1食あたりの費用は高くなってしまいます。
一方、自炊なら同じ予算で複数の食材を購入し、数回分の食事を作ることができます。
さらに、作り置きや冷凍保存を活用すれば、忙しい日でも外食に頼らず、コストを抑えた食事を続けることができます。
趣味として楽しみながら節約もできる料理は、一石二鳥の魅力的な趣味です。
高級な食材を頻繁に買ったり、使う頻度の少ないスパイスを買ってしまうと割高になってしまうこともあるので、注意が必要です。
ストレス発散になる
料理を趣味にするとは、ストレス発散にもつながります。
食材を切ったり、フライパンを振ったりといった手を動かす作業は、自然と集中力を高め、日々の悩みやストレスを忘れさせてくれます。
また、料理は「完成」という結果が目に見えるので、達成感を味わうことができ、気分をリフレッシュすることができます。
このように料理は、メンタル面にもよい効果を与えてくれます。
一生モノの財産になる
料理の技術を高めることは、一生モノの「財産」になります。
自炊ができるようになると、生活のあらゆる場面でそのスキルを活用できます。
例えば、学生の一人暮らし、普段のお弁当作り、結婚後の家庭生活など、どの年代においても活かされるスキルです。
料理を趣味として楽しむことは、将来の自分への大きな投資とも言えるでしょう。
食の知識が増える
料理を趣味にすると、自然と食材や調味料についての知識を増やせます。
例えば、野菜や魚の旬の時期を知ることができたり、トマトにはオレガノが合うなど、食材に合った調味料などを知ることもできます。
このことは、自炊だけでなく外食をした時にも活かすことができ、そのお店の料理の特徴や使われている調味料などにも気づくことができるでしょう。
また、栄養バランスを意識することで、健康的な食事を作る力も身につきます。
「食べるために作る」から一歩進んで、「体に良いものを作る」という知識を高めることができれば、自分や家族の健康を守ことができます。
料理を趣味にする仲間と繋がれる
料理を趣味にすると、同じように料理を楽しむ人たちと交流することができます。
例えば、インスタグラムなどのSNSに自分の料理を投稿すれば、共感してもらえたり、同じ趣味を持つ仲間と交流するきっかけになります。
料理教室やワークショップに参加し、リアルな場所で新しい人間関係を作るのもよいでしょう。
また、友人や家族と一緒に料理を作ることで、 料理を作る楽しさを共有することができます。
料理は、一人で楽しむこともできますが、家族や仲間たちとも楽しさを共有できる趣味です。
料理初心者によくある悩みと解決方法
それでは、料理をこれから始める男性によくある悩みと、その解決方法についてお伝えします。
- 最初は何を作ればいい?
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最初は、手軽でシンプルな料理がおすすめです。
例えば、「野菜炒め」「卵焼き」「味噌汁」など、少ない材料で短時間で作れるものがおすすめです。しかし、それでは物足りないと思う方もいると思います。
鮭のムニエルやペペロンチーノなども、調理工程がシンプルなのでおすすめです。 - 調理器具は何を揃えたらいい?
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基本的には、下記の7つが揃っていれば、ある程度の料理をすることができます。
・包丁
・まな板
・フライパン
・鍋
・お玉
・フライ返し
・計量スプーン、計量カップ - 料理にかかる費用が心配
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コストを減らすポイントは、食材を使い切ることと食材の無駄を減らすことです。
まずは、高価な調味料や食材にこだわりすぎず、家庭的な料理からチャレンジをするのがよいでしょう。
また、買い物をしていくうちに「ここのスーパーは、お肉が安くて美味しい」とか、「水曜日は特売日だ」などの知識もついてくると思うので、だんだんと効率的になってくると思います。 - 男の趣味が料理だと気持ち悪い?
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昔はそのような価値観もあったかもしれませんが、今ではほぼないと思ってよいでしょう。
むしろ、「家庭用」「器用」「頼りになる」とポジティブに捉えられることが多いと思います。
料理は性別に関係なく魅力的な趣味なので、ぜひ楽しんでください。
料理が上達するコツ
それでは、料理が上達するコツを紹介していきます。
レシピ通りに作る
ひとつ目のコツなのですが、まずはレシピ通りに作ってみることです。
何事もそうですが、基本は大切です。
まだ料理になれないうちにアレンジをしてしまうと、基本ができていなくて料理に失敗したのか、アレンジのせいで料理を失敗したのかが分からず、スキルの向上に繋がりません。
レシピ通りに作ることで、上手く行った点や改善すべき点を見つけることができ、料理も上達していきます。
アレンジできるとかっこいいので、してみたい気持ちも分かりますが、その気持ちをグッと抑えて、まずは基本を学びましょう。
調味料は、はかりや計量スプーンなどで計る
先ほどの「レシピ通りに作る」と少し重なる部分かもしれませんが、調味料を使う場合は「はかり」や「計量スプーン」などできちんと量を計りましょう。
ここを大雑把にしてしまうと、味付けが上手くいかない場合があります。
はかりは、アナログとデジタルがありますが、慣れるとデジタルの方が使いやすいのでおすすめです。
軽量スプーンは、100均のものでも良いでしょう。
何度もくり返し作ってみる
料理のスキルを上達させたい場合は、何度も同じレシピを繰り返し作ってみることをおすすめします。
繰り返し作ることで、「この前は火加減が強すぎたな」とか、「味噌を溶くタイミングが早すぎたな」など、前回の反省点を活かしながら料理をすることができます。
また、反復して行うことで、包丁で食材を切ったりするスキルなども向上させることができます。
このような理由で、同じレシピを繰り返し作ることがおすすめです。
段取りを確認しておく
料理を作る前に、ざっくりで良いので、レシピを一通り見て、段取りを確認しておきましょう。
次の調理工程を把握できているので、焦らずに料理を進めることができます。
プロや身近な人の料理を参考にする
料理を趣味として上達させたいなら、プロや身近な人の料理を参考にすると良いでしょう。
料理教室や料理系ユーチューバーの動画などから学べば、調理の手順やコツをわかりやすく学ぶことができます。
また、プロの技術や知識を少しずつ取り入れていくことで、料理や盛り付けのクオリティも向上していきます。
また、家族や友人が作ってもらい、美味しかった料理を参考にさせてもらうのも効果的です。
レシピ本だけでも料理は楽しめますが、動画や料理教室を活用することで、より効率的に料理を学ぶことができるでしょう。
料理スキルやレシピの学び方
それでは最後に、料理スキルやレシピの学び方について紹介したいと思います。
料理本・レシピ本
まず、定番なのが料理本を見ながら学ぶことです。
料理本は、初心者から上級者まで幅広く活用されています。
自分のペースでレシピを確認しながら、調理を進めることができます。
特に初心者の場合は、基本的なレシピや調理技術が丁寧に解説された本を選ぶのがおすすめです。
「包丁の使い方の基本」など、料理の基礎が分かりやすい内容の本が良いでしょう。
料理教室
料理教室は、直接プロの指導を受けながらスキルを学ぶことができます。
初心者にも上級者にもおすすめです。
包丁の使い方や火加減の調整など、動画や本ではわかりにくい細かい点も、その場で質問ができるので、悩みや疑問をすぐに解消できる点もメリットです。
さらに、料理教室は新しい料理仲間と出会える場でもあります。
同じ趣味を持つ人たちと交流できるため、料理を続けるモチベーションを維持することができます。
料理教室は、基礎から応用まで体系的に学びたい人や、料理をもっと楽しく続けたい人にぴったりの選択肢です。
オンライン料理教室
オンライン料理教室は、自宅にいながらプロの技術やレシピを学ぶことができる方法です。
忙しくて外出する時間が作れない方や、地方に住んでいるため料理教室になかなか通えないという方におすすめの方法です。
オンライン料理教室には、リアルタイムで指導を受けるタイプと、録画された動画を自分のペースで学ぶタイプの2種類があります。
それぞれの特徴とメリットを見ていきましょう。
リアルタイム型の料理教室
リアルタイム型の料理教室では、プロの講師がライブで調理の指導を行い、受講生がその場で質問したり、アドバイスを受けることができます。
リアルタイム型のメリットや特徴は、下記の通りです。
- プロの講師から直接アドバイスを受けられる。
- 質問がその場でできるので初心者でも安心。
- 他の受講生などと交流もできるものもある。
リアルタイム型のおすすめの教室
リアルタイム型のオンライン教室は、Cook LIVEがおすすめです。
食材を買って準備をしたら、あとは自宅で教室の開始を待つだけです。
録画型の料理教室
録画型のオンライン教室では、あらかじめ用意された動画を視聴しながら自分で見るでいく形式です。
録画型の特徴やメリットは、下記の通りです。
- 24時間いつでも好きな時間に自分のペースで学べる。
- 動画を何度でも見直すことができる。
- スケジュールに縛られず、忙しい方でも続けやすい。
リアルタイム型のおすすめの教室
録画型の料理教室は、シェフレピがおすすめです。
140種類以上の料理講座が見放題で、いつでもどこでも自分のペースで学ぶことができます。
また、最初はどの食材を揃えていいのか迷う方もいると思うのですが、注文すればそのレシピの食材キットを届けてくれるのもシェフレピの良い点です。
月額料金も比較的リーズナブルなので、これから始めたいという方にもピッタリなのではないでしょうか。
本格的なレシピが揃っているので、少し背伸びをしたいという方にもお勧めです。
まとめ
この記事では、これから料理を始めたいという男性に向けて、料理を趣味にするメリットやスキル上達のためのコツ、おすすめの学習方法について紹介させていただきました。
料理は、自分自身が楽しめるだけでなく人にも喜んでもらえる趣味です。
また、外食やコンビニ弁当などを食べるよりも、健康的な食生活を手にいれることができます。
料理初心者の方は、まずはレシピ通りの料理を繰り返し作ることが大切です。
レシピ本を見たり、オンラインの料理教室を利用したりなど、それぞれに合った方法で、料理のスキルを身につけていきましょう。