【レビュー】旅行者必見!キャビンゼロ-ミリタリーバックパック 36Lを紹介

キャビンゼロ バックパック アイキャッチ

「今までキャリーバックで旅行に行っていたけど、バックパックも気になるな」「キャビンゼロのバックパックが良いって聞いたけど、実際どうなんだろう?」と、思っている方もいるのではないでしょうか。

僕自身もキャビンゼロの「ミリタリーバックパック 36L」を購入するまでは、同じようなことを考えており、グーグルやYouTubeなどで、リサーチしまくっていました。
おすすめしてる人も多いから気になるけど、値段も高いし、買って失敗したくないなーという思いが強かったです。

今回は、実際にこのバックパックを購入してしばらく使用してみた僕のレビュー記事を書くことによって、同じように悩んでいる人の一助になればと思います。
よかった点も、あまり気に入ってない点も素直に伝えれたらと思います。

結論から言うと、多少気になる点はあるけれど、本当におすすめです。

目次
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キャビンゼロ – ミリタリーバックパックとは?

バックパックのレビューに入る前に、キャビンゼロ – ミリタリーバックパック36Lについて、ざっくりと概要を紹介したいと思います。

「CABIN ZERO」は、イギリス発のトラベルバッグブランドです。
デザイナーの「Neil Varden」が自身の旅の経験を活かし、バックパックのデザインを設計しています。

キャビンゼロのバックパックは、飛行機の手荷物サイズ規定をクリアしており、軽量で耐久性の高いバックパックを作成しているため、世界中にファンがいます。


また、ロストバゲージ発見システムの「Okoban」を搭載しており、識別IDをオンライン登録しておくことで、旅先でバッグを紛失した際に手元に戻ってくる確率が高まります。
バックについている、このタグの部分に識別IDが記載されています。

ミリタリーバックパックのタグ

後で説明しますが、今回紹介するミリタリーシリーズのバックパックは、耐久性が強い生地を使用しており、旅行やアウトドアで思い切って使えるという特徴があります。

僕がこのバックパックを選んだ理由

それでは、僕がこの「キャビンゼロのミリタリーバックパック36L」のバックパックをなぜ選んだのかについて、紹介をしていきます。

何人もの旅行系YouTuberがおすすめしていた

YouTubeを開いているスマホ

僕は、あまり衝動買いをするタイプではなく、事前にリサーチをして買い物をするタイプなのですが、バックパックを買うためのリサーチをしていた際に、多くの旅行系YouTuberの方が、このバックパックを紹介していました。

すけさん

僕も旅行の数は結構行っている方だと思うのですが、長期で海外に滞在しているYouTuberやブロガーの方には流石に敵いません。
僕より経験豊富な方が、実際におすすめしているのだから、きっと良いものなのだろうと、より情報を集めるきっかけになりました。

ちなみに、旅行系YouTuberで、長期で海外に滞在しているような人は、同じミリタリーシリーズの44リットルのバックパックを使用している方が多かったです。
長期の海外旅行も視野に入れているのであれば、44リットルの物を選択するのが良いと思います。
44リットルの大容量でありながら、LCCなど格安の飛行機の中にも持ち込み可能で、海外旅行に打ってつけのバックパックだと思います。

2泊〜3泊できる容量

僕は、このミリタリーバックパックであれば、2〜3泊くらいの荷物をパッキングするのにちょうどいいと思い、このバックパックを選びました。
というのも、普段働いていると、なかなか1週間近い休みは取ることができません。
僕は海外旅行での使用も視野に入れて、このバックパックを購入しましたが、現実的に考えて、大型連休に最大3泊が良いところでしょう。
そのような理由もあり、2〜3泊の荷物を入れるのにちょうどいいものを探していたところ、このバックパックを見つけました。

ちなみに、一般的に旅行カバンの容量は「宿泊数×10L+10L」を目安にするのが良いと言われており、表にしてみるとだいたい次のような感じです。

宿泊数容量の目安
1泊2日20リットル以上
2泊3日30リットル以上
3泊4日40リットル以上

今回紹介するミリタリーバックパックの容量が、36リットルなので、2泊3日の旅行に適したバックパックということが言えます。

すけさん

定説の通り、実際使ってみても2泊3日程度の旅行にちょうど良いと感じます。
パッキングで無駄なものを持って行かないなど、工夫をすれば、3泊も問題なくいけます。

実際のパッキングは、こちらの記事に紹介しているので、「どのくらいの荷物が入るのかな?」と思う方は、こちらの記事も参考にしてください。
僕は、2泊くらいを想定したパッキング内容にしていますが、紹介している内容だと、まだ余力があります。

飛行機の機内持ち込み可能なサイズ

飛行機の機内

僕は、荷物を機内持ち込みしたい派なので、機内持ち込みできるサイズのものを選びました。
と言うのも、飛行機に乗る際に荷物を預けることに抵抗があることが理由です。

日本国内ではあまりないでしょうが、海外旅行では、荷物を乱雑に扱われたり、ロストバゲージといって、荷物が行方不明になってしまう場合もあります。

また、国内外問わず、荷物がコンベアに流れてくる時間をただただ待つ時間が、もったいなく感じてしまいます。

このような理由で、飛行機の機内持ち込みをできるサイズのバックパックを探していたのですが、サイズ感もちょうど良く申し分ないです。

ちなみに、LCCなど格安航空も含め、機内持ち込みで厳しめの基準が、「3辺の合計が100cm以内(それぞれの長さは、高さ45cm×幅35cm×奥行20cm以内)」というものでした。

今回紹介しているバックパックの寸法は、3辺の合計が96㎝で、高さ47㎝×幅33cm×奥行16cmです。

すけさん

ここで勘のいい人であれば、「高さが基準を超えてないか?」と思うかもしれませんが、心配ありません。これは、持ち手の部分も合わせた高さであり、実際にボディの部分のみを測定すると44㎝で基準は問題なくクリアしています。

チャックに南京錠をつけることができたり、セキュリティ面で安心

キャビンゼロのバックパック 南京錠

バックパックの一番のリスクは、背中側に背負っていることによる盗難リスクにあると思うのですが、南京錠をつけることで、盗難リスクを下げることができます。

上の写真のチャックの部分に穴が空いており、そこに南京錠をつけることができます。

余談ですが、海外の盗難のケースでは、バックパックを切られてそこから荷物を盗まれてしまうこともあるそうです。
ただ、防刃で同じサイズのバックパックを買おうすると値段が跳ね上がってしまいます。

ですので、僕は一番外側の外部ポケットに雑誌を入れています。

ミリタリーバックパックの外部ポケット

ここに雑誌を入れておくと、万が一カバンを切られても、中身は大丈夫という安心感があります。
日本国内の旅行などであれば、そのような盗難はかなりレアケースでしょうけど、安心して移動できるという意味ではおすすめの方法です。

疲れにくい機能的なデザイン

バックパックを買うときに懸念したのは、「実際に、バックパックを背負って移動すると、めちゃくちゃ疲れるのではないか」ということでした。

そこで、長時間バックパックを背負っても、疲れにくいデザインのバックパックを探していました。
具体的にいうと、次のようなポイントです。

  • チェストストラップがあるか
  • 肩ひも(ショルダーハーネス)がしっかりしているか
  • バックパック自体が重くないか

チェストストラップは、下の写真の胸の前のバックルの部分です。

チェストストラップ


チェストストラップが、あるのとないのとでは、全然体力の消耗の仕方が変わってきます

「チェストストラップがついているか」「肩ひもがしっかりしているか」は、ある程度写真でも伝わるかと思うのですが、バックパック自体は、どのくらいの重さなのでしょうか。

このバックパックの重さは970gで、同じサイズのバックパックと比べると、比較的軽い部類のものになります。

すけさん

ちなみに、背中に厚めのクッションパットがついていて、これも体力の消耗を抑えてくれていると感じます。
メッシュ素材になっていて、通気性もバッチリです。

見た目がシンプルかつ、いい感じでカジュアル

バックパックの機能面ももちろん大切なのですが、個人的にはカバン類もファッションの一部と考えているので、最低限の見た目のデザイン性も確保しておきたいなというのが本音のところです。

そして、このバックパックに関してなのですが、見た目がシンプルなデザインなので、大人のファッションにもマッチすると思いますし、ミリタリーっぽさもあるので、カジュアルな要素もいい具合に取り入れられています

また、格安のバックパックであれば、生地が安っぽくて、「いかにも、安物だなー」という感じがするのですが、このバックパックは、生地がめちゃくちゃしっかりしているので、安っぽさがありません。

ちなみに、僕が使っているのは、アブソリュートブラックというカラーです。

先ほど、程よくカジュアル要素が取り入れられていると言いましたが、他のミリタリーグリーンやネイビーなどのカラーだと、カジュアル的な要素が強くなりすぎてしまうので、個人的なおすすめは、ブラック一択です。

ブラックなら、どんなカラーのファッションにも合いやすいですしね。
例えば、ブラックならスーツの人が背負っていてもおかしくはないですが、スーツの人がグリーンのバックパックを背負っているのは、少し違和感がありますよね。

すけさん

ブラック一択と言いましたが、キャンプなどのアウトドアに利用するのであれば、ミリタリーグリーンもありですよね。

保証期間最大25年間

キャビンゼロのバックパックは、通常でも購入日から10年間の保証期間があるのですが、ウェブから登録手続きを行うと、最大25年間の保証を受けることができます。

これ、本当に意味が分かりません(褒めてます)。

すけさん

僕は、まだ壊れたりしていませんが、ベルクロが壊れたり、チャックのテープの部分が破損したりしたら、保証の対象になるそうです。

英語の表記にはなりますが、こちらが公式の保証に関するページです。
保証の対象になるものと、ならないものについてもPDFがあったりするので、参考にしてみてください。

ミリタリーバックパックを実際に使って感じた良いところ

それでは、買うときには意識していなかったけど、実際に使ってみて、よかったなと感じた部分を紹介していきます。

生地が丈夫なので安心感がある

実際に手に取ってみて感じたことなのですが、このバックパックの生地はかなりしっかりしています。

ちなみに、デニールとは、繊維の太さを表す単位のことです。
数値が低いと、生地が細くなめらかだと言う特徴があり、数値が高いと厚く破れにくいという特徴があります。

デニールによる特徴は、次の通りです。

デニール(D)特徴
30Dくらい薄手で軽量。
透け感があり、通気性が高い。質感も柔らかい。
耐久性が低く、破れやすい。
400Dくらいやや厚手で、耐久性が高まりますが、それでも軽量な部類。
バッグやアウトドア用品など、様々な用途に適している。
バランスの取れた耐久性と柔軟性で、日常使いに適している。
1000Dくらい非常に厚手で、耐久性が高い。
軍事的な用途や重負荷をかけるアウトドア用品など、負荷のかかる環境でも使われる。
生地がしっかりする分、重くなるというデメリットがある。

この表のように、1000デニールあるこのバックパックは、耐久性が高く、旅行やアウトドアでも、思い切って使えるレベルです。

中くらいサイズのコインロッカーに入る

コインロッカー

このバックパックを買うまで、機内持ち込み可能な範囲のキャリーバックを使用していたのですが、ハードケースであるが故に、駅などの中くらいのコインロッカーに入らず、大きいサイズのコインロッカーに入れるしかない状況でした。

また、キャリーバックの旅行者は多く、大きめのコインロッカーから最初に埋まってしまう傾向が高く、結局コインロッカーに荷物を預けることができず、大きなキャリーバックを持ち歩いて観光しなければいけないケースもありました。

しかし、今回紹介しているバックパックは、中くらいのコインロッカーにも入るので本当に助かっています

すけさん

キャリーバックで、大きなコインロッカーしか選択肢がないと、荷物を預けられないケースもあるし、預けられたとしても、中くらいのロッカーよりも値段が高いです。
中くらいのロッカーに預けられるので、バックパック最高。

メインコンパートメントが大きく開くので荷物が入れやすい

メインコンパートメントが大きく開く

上の写真のように、メインコンパートメントが大きく開きます。
ですので、旅行のための荷造りをスムーズに行うことができます。

すけさん

荷物を入れるところが大きく開かないと、荷物の出し入れに不便ですが、このバックパックは大きく開いてくれるので、キャリーバックに荷物を入れる感覚で、パッキングをすることができます。

横にウォーターボトルポケットがある

ウォーターボトルポケット

このバックパックの横には、ウォーターボトルポケットがついています。

ただ、僕はあまり飲み物をここに入れる必要性を感じていないので、上の写真のように折りたたみ傘を収納しています。
今までの旅行の予期せぬ雨に、この折りたたみ傘に何度も救われました。

ミリタリーバックパックを実際に使ってみて残念だったところ

ここまで紹介してきたように、気に入っている面も確かに多いのですが、実際に使っていると「こうだったらいいのにな」と残念に感じてしまうポイントもあります。

ここからは、実際に使って残念だと感じたところについて紹介したいと思います。

背中側に財布を入れる場所がない

財布用のポケットがない

上の写真の部分にポケットがないのが、このバックパックの残念なポイントだと思います。

というのも、バックパックの外側のポケットに財布などの貴重品を入れておくと、背負っている人が気付きにくく、盗難の被害に遭いやすいです。

下の写真は、今回紹介しているバックパックではなく、無印良品のバックパックなのですが、盗難対策用に背中の付近にポケットがあります。

無印良品のバックパック

このチャックから、バックパックの一番奥のところにアクセスできるので、この場所に財布を入れることができれば、盗難リスクを軽減させることができます。

しかし、今回紹介している、キャビンゼロのバックパックにはこのチャックがありません。
仕方なく、バックパックの一番奥に財布を入れているのですが、この場所は荷物を出し入れするのにかなり不便です。

ですので、僕は、メインの財布をバックパックの奥に入れて、サブの財布に万が一盗まれても諦めがつくくらいの金額を入れて、ズボンのポケットに入れています。

サブの無印良品の財布
すけさん

こちらのサブの財布は、無印良品のトラベル用ウォレットです。
薄型で、持ち運びの邪魔にならないので、おすすめです。

防水性はあまり高くない

このバックパックは、生地が強く、外側だけでなく内側にもポリエステル生地がある二重構造にはなっていますが、決して防水性が高いものではありません。

雨が降った時、傘をさしていても、バックパックだけが濡れてしまうことがあります。

僕も一度、旅行中に強い雨で、バックパックがびしょ濡れになってからは、こちらのレインカバーを携帯して持ち運ぶようにしました。

レインカバー

折りたたむと、こんな感じにコンパクトになるので、持ち運びにストレスを感じることもありません。

すけさん

生地の防水性が高くないので、レインカバーなどを買って、雨対策をする必要があります。

シンプルなデザインのこちらがおすすめ。

値段が高い

これは、買って気づいたというよりも、買うまでのデメリットかもしれませんが、値段が1万5千円を超えるため、購入をするまでに、かなり悩みました。

今となっては、もう元は取ってるくらいヘビーユースしてるので、さっさと買っておけばよかったと思う金額ですが、1万円を超えるものなので、ちょっとハードルが高いですよね。

でも、実際に使ってみて、それだけ作りがしっかりしているものだと思うし、多くの旅行系ユーチューバーの人が使っていることも考えて、それだけの価値があるものだと思います。

まとめ

今回は、キャビンゼロのミリタリーシリーズのバックパックを紹介させてもらいました。

このバックパックは、36Lという容量で、2泊〜3泊くらいの旅行にちょうどいいサイズ感で、飛行機への持ち込みも可能です。

生地がアウトドアで使用できるくらいしっかりとしたものであり、耐久性も高く、万が一破損などした場合にも、最大25年間の保証期間があります。

欠点としては、防水性が低く、バックパック用のレインカバーを購入するなど、雨対策をする必要があります。

値段は、少々お高めですが、それだけの機能性を備えているバックパックだと思います。
おすすめのバックパックです。

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