キャビンゼロの「ミリタリーバックパック36L」は、機内持ち込みが可能なサイズで、2〜3泊の旅行を1つで完結させたい人にちょうどいいバックパックです。
僕自身、数年間にわたって国内・海外の旅行で使い続けています。
基本は2〜3泊向きですが、実際に14日間の海外旅行もこのバックパック1つで行きました。
荷物を厳選し、現地で洗濯をすれば長期旅行も十分可能です。
とはいえ、背負い心地はどうなのか、機内持ち込みは本当に問題ないのかなど、気になる点もあると思います。
「36Lって何泊いける容量?」
「ミリタリーバックパックは重くない?」
「機内持ち込みは本当に大丈夫?」
この記事では、数年間使った実体験をもとに、良かった点・気になった点を正直にレビューします。
購入前の判断材料になればうれしいです。
【向いている人】
- 2〜3泊の旅行を、できるだけ身軽に済ませたい人
- 機内持ち込みサイズのバックパックが欲しい人
- 荷物を厳選できるタイプの人
- 長期旅行中に洗濯などの工夫ができる人
【あまり向いていない人】
- 荷物を減らすのが苦手な人
- 冬場にアウターを複数持っていきたい人(着回しが難しい人)
- お土産をたくさん持ち帰る予定の人
- ビジネス用途でフォーマルな見た目を求める人



36Lは何泊いける?実際に使っている感想

結論から言うと、キャビンゼロ36Lは2〜3泊がちょうどいい容量です。
一般的に旅行バッグは「宿泊数×10L+10L」が目安と言われています。
| 宿泊数 | 容量の目安 |
|---|---|
| 1泊2日 | 20リットル前後 |
| 2泊3日 | 30リットル前後 |
| 3泊4日 | 40リットル前後 |
僕自身も実際にパッキングしてみて、2〜3泊程度の旅行が一番しっくりきます。
例えば、2〜3泊の国内旅行であれば、
- Tシャツ:3〜4枚
- 下着・靴下:3日分
- ボトムス:1〜2本
- セーター:1〜2枚
- 洗面用具一式
- モバイルバッテリーなどの小物
これくらいであれば、無理なく収まります。
また、荷物を厳選し、現地で洗濯する工夫をすれば、長期旅行も可能です。
実際に僕は、冬の時期にこのバックパック1つで14日間ロンドンとパリを旅行しました。
- 衣類は最低限(アウターは着回し)
- 現地で数日に1回洗濯
- 圧縮袋を活用
このような工夫をすれば、36Lでも冬の2週間程度であれば問題なく過ごせました。
一方で、冬場にアウターを複数持っていく場合や、荷物が多くなりがちな人は、容量が少ないと感じるかもしれません。
さらに詳しい持ち物の内訳は、別記事でまとめています。
実際にどのくらい荷物が入るのか気になる方は、参考にしてみてください。


キャビンゼロ – ミリタリーバックパックとは?

「CABIN ZERO」は、イギリス発のトラベルバッグブランドです。
デザイナーのNeil Vardenが自身の旅の経験をもとに設計しています。
機内持ち込みサイズに対応しつつ、軽量で耐久性の高いバックパックを展開しているのが特徴です。
また、ロストバゲージ発見システム「Okoban」に対応しており、識別IDを登録しておくことで、紛失時に戻ってくる可能性を高めることができます。
今回紹介するミリタリーシリーズは、耐久性の高い生地を使用しており、旅行やアウトドアでも安心して使えるモデルです。
僕がこのバックパックを選んだ理由
それでは、僕がこの「キャビンゼロのミリタリーバックパック36L」のバックパックをなぜ選んだのかについて、紹介をしていきます。
何人もの旅行系YouTuberがおすすめしていた

僕は、あまり衝動買いをするタイプではなく、事前にリサーチをして買い物をするタイプなのですが、バックパックを買うためのリサーチをしていた際に、多くの旅行系YouTuberの方が、このバックパックを紹介していました。
すけさん僕も旅行の数は結構行っている方だと思うのですが、長期で海外に滞在しているYouTuberやブロガーの方には流石に敵いません。
僕より経験豊富な方が、実際におすすめしているのだから、きっと良いものなのだろうと、より情報を集めるきっかけになりました。
ちなみに、旅行系YouTuberで、長期で海外に滞在しているような人は、同じミリタリーシリーズの44リットルのバックパックを使用している方が多かったです。
長期の海外旅行も視野に入れているのであれば、44リットルの物を選択するのが良いと思います。
44リットルの大容量でありながら、LCCなど格安の飛行機の中にも持ち込み可能で、海外旅行に打ってつけのバックパックだと思います。
飛行機の機内持ち込み可能なサイズ


僕は、荷物を機内持ち込みしたい派なので、機内持ち込みできるサイズのものを選びました。
と言うのも、飛行機に乗る際に荷物を預けることに抵抗があることが理由です。
日本国内ではあまりないでしょうが、海外旅行では、荷物を乱雑に扱われたり、ロストバゲージといって、荷物が行方不明になってしまう場合もあります。
また、国内外問わず、荷物がコンベアに流れてくる時間をただただ待つ時間が、もったいなく感じてしまいます。
このような理由で、飛行機の機内持ち込みをできるサイズのバックパックを探していたのですが、サイズ感もちょうど良く申し分ないです。
ちなみに、LCCなど格安航空も含め、機内持ち込みで厳しめの基準が、「3辺の合計が100cm以内(それぞれの長さは、高さ45cm×幅35cm×奥行20cm以内)」というものでした。
今回紹介しているバックパックの寸法は、3辺の合計が96㎝で、高さ47㎝×幅33cm×奥行16cmです。



ここで勘のいい人であれば、「高さが基準を超えてないか?」と思うかもしれませんが、心配ありません。これは、持ち手の部分も合わせた高さであり、実際にボディの部分のみを測定すると44㎝で基準は問題なくクリアしています。
チャックに南京錠をつけることができたり、セキュリティ面で安心


バックパックの一番のリスクは、背中側に背負っていることによる盗難リスクにあると思うのですが、南京錠をつけることで、盗難リスクを下げることができます。
上の写真のチャックの部分に穴が空いており、そこに南京錠をつけることができます。
余談ですが、海外の盗難のケースでは、バックパックを切られてそこから荷物を盗まれてしまうこともあるそうです。
ただ、防刃で同じサイズのバックパックを買おうすると値段が跳ね上がってしまいます。
ですので、僕は一番外側の外部ポケットに雑誌を入れています。


ここに雑誌を入れておくと、万が一カバンを切られても、中身は大丈夫という安心感があります。
日本国内の旅行などであれば、そのような盗難はかなりレアケースでしょうけど、安心して移動できるという意味ではおすすめの方法です。


疲れにくい機能的なデザイン
バックパックを買うときに懸念したのは、「実際に、バックパックを背負って移動すると、めちゃくちゃ疲れるのではないか」ということでした。
そこで、長時間バックパックを背負っても、疲れにくいデザインのバックパックを探していました。
具体的にいうと、次のようなポイントです。
- チェストストラップがあるか
- 肩ひも(ショルダーハーネス)がしっかりしているか
- バックパック自体が重くないか
チェストストラップは、下の写真の胸の前のバックルの部分です。


チェストストラップが、あるのとないのとでは、全然体力の消耗の仕方が変わってきます。
「チェストストラップがついているか」「肩ひもがしっかりしているか」は、ある程度写真でも伝わるかと思うのですが、バックパック自体は、どのくらいの重さなのでしょうか。
このバックパックの重さは970gで、同じサイズのバックパックと比べると、比較的軽い部類のものになります。



ちなみに、背中に厚めのクッションパットがついていて、これも体力の消耗を抑えてくれていると感じます。
メッシュ素材になっていて、通気性もバッチリです。
見た目がシンプルかつ、いい感じでカジュアル


バックパックの機能面ももちろん大切なのですが、個人的にはカバン類もファッションの一部と考えているので、最低限の見た目のデザイン性も確保しておきたいなというのが本音のところです。
そして、このバックパックに関してなのですが、見た目がシンプルなデザインなので、大人のファッションにもマッチすると思いますし、ミリタリーっぽさもあるので、カジュアルな要素もいい具合に取り入れられています。
また、格安のバックパックであれば、生地が安っぽくて、「いかにも、安物だなー」という感じがするのですが、このバックパックは、生地がめちゃくちゃしっかりしているので、安っぽさがありません。
ちなみに、僕が使っているのは、アブソリュートブラックというカラーです。
先ほど、程よくカジュアル要素が取り入れられていると言いましたが、他のミリタリーグリーンやネイビーなどのカラーだと、カジュアル的な要素が強くなりすぎてしまうので、個人的なおすすめは、ブラック一択です。
ブラックなら、どんなカラーのファッションにも合いやすいですしね。
例えば、ブラックならスーツの人が背負っていてもおかしくはないですが、スーツの人がグリーンのバックパックを背負っているのは、少し違和感がありますよね。



ブラック一択と言いましたが、キャンプなどのアウトドアに利用するのであれば、ミリタリーグリーンもありですよね。
保証期間最大25年間
キャビンゼロのバックパックは、通常でも購入日から10年間の保証期間があるのですが、ウェブから登録手続きを行うと、最大25年間の保証を受けることができます。
これ、本当に意味が分かりません(褒めてます)。



僕は、まだ壊れたりしていませんが、ベルクロが壊れたり、チャックのテープの部分が破損したりしたら、保証の対象になるそうです。
英語の表記にはなりますが、こちらが公式の保証に関するページです。
保証の対象になるものと、ならないものについてもPDFがあったりするので、参考にしてみてください。
ミリタリーバックパックを実際に使って感じた良いところ
それでは、買うときには意識していなかったけど、実際に使ってみて、よかったなと感じた部分を紹介していきます。
生地が丈夫なので安心感がある
このバックパックの生地は、1000デニールという強さがあります。
デニールとは、繊維の太さを表す単位のことです。
数値が低いと、生地が細くなめらかだと言う特徴があり、数値が高いと厚く破れにくいという特徴があります。
実際に手に取ってみて感じたことなのですが、このバックパックの生地はかなりしっかりしています。
デニールによる特徴は、次の通りです。
| デニール(D) | 特徴 |
|---|---|
| 30Dくらい | 薄手で軽量。 透け感があり、通気性が高い。質感も柔らかい。 耐久性が低く、破れやすい。 |
| 400Dくらい | やや厚手で、耐久性が高まりますが、それでも軽量な部類。 バッグやアウトドア用品など、様々な用途に適している。 バランスの取れた耐久性と柔軟性で、日常使いに適している。 |
| 1000Dくらい | 非常に厚手で、耐久性が高い。 軍事的な用途や重負荷をかけるアウトドア用品など、負荷のかかる環境でも使われる。 生地がしっかりする分、重くなるというデメリットがある。 |
この表のように、1000デニールあるこのバックパックは、耐久性が高く、旅行やアウトドアでも、思い切って使えるレベルです。
中くらいサイズのコインロッカーに入る


このバックパックを買うまで、機内持ち込み可能な範囲のキャリーバックを使用していたのですが、ハードケースであるが故に、駅などの中くらいのコインロッカーに入らず、大きいサイズのコインロッカーに入れるしかない状況でした。
また、キャリーバックの旅行者は多く、大きめのコインロッカーから最初に埋まってしまう傾向が高く、結局コインロッカーに荷物を預けることができず、大きなキャリーバックを持ち歩いて観光しなければいけないケースもありました。
しかし、今回紹介しているバックパックは、中くらいのコインロッカーにも入るので本当に助かっています。



キャリーバックで、大きなコインロッカーしか選択肢がないと、荷物を預けられないケースもあるし、預けられたとしても、中くらいのロッカーよりも値段が高いです。
中くらいのロッカーに預けられるので、バックパック最高。
メインコンパートメントが大きく開くので荷物が入れやすい


上の写真のように、メインコンパートメントが大きく開きます。
ですので、旅行のための荷造りをスムーズに行うことができます。



荷物を入れるところが大きく開かないと、荷物の出し入れに不便ですが、このバックパックは大きく開いてくれるので、キャリーバックに荷物を入れる感覚で、パッキングをすることができます。
横にウォーターボトルポケットがある


このバックパックの横には、ウォーターボトルポケットがついています。
ただ、僕はあまり飲み物をここに入れる必要性を感じていないので、上の写真のように折りたたみ傘を収納しています。
今までの旅行の予期せぬ雨に、この折りたたみ傘に何度も救われました。


ミリタリーバックパックを実際に使ってみて残念だったところ
ここまで紹介してきたように、気に入っている面も確かに多いのですが、実際に使っていると「こうだったらいいのにな」と残念に感じてしまうポイントもあります。
ここからは、実際に使って残念だと感じたところについて紹介したいと思います。
背中側に財布を入れる場所がない


上の写真の部分にポケットがないのが、このバックパックの残念なポイントだと思います。
というのも、バックパックの外側のポケットに財布などの貴重品を入れておくと、背負っている人が気付きにくく、盗難の被害に遭いやすいです。
下の写真は、今回紹介しているバックパックではなく、無印良品のバックパックなのですが、盗難対策用に背中の付近にポケットがあります。


このチャックから、バックパックの一番奥のところにアクセスできるので、この場所に財布を入れることができれば、盗難リスクを軽減させることができます。
しかし、今回紹介している、キャビンゼロのバックパックにはこのチャックがありません。
仕方なく、バックパックの一番奥に財布を入れているのですが、この場所は荷物を出し入れするのにかなり不便です。
ですので、僕は、メインの財布をバックパックの奥に入れて、サブの財布に万が一盗まれても諦めがつくくらいの金額を入れて、アウターの内ポケットなどに入れています。


こちらのサブの財布は、無印良品のトラベル用ウォレットです。
薄型で、持ち運びの邪魔にならないので、おすすめです。


海外旅行に行く場合は、防犯性の高いボディバッグと財布を連結して使うことでより防犯性を高めることができます。


防水性はあまり高くない
このバックパックは、生地が強く、外側だけでなく内側にもポリエステル生地がある二重構造にはなっていますが、決して防水性が高いものではありません。
雨が降った時、傘をさしていても、バックパックだけが濡れてしまうことがあります。
僕も一度、旅行中に強い雨で、バックパックがびしょ濡れになってからは、こちらのレインカバーを携帯して持ち運ぶようにしました。


折りたたむと、こんな感じにコンパクトになるので、持ち運びにストレスを感じることもありません。





生地の防水性が高くないので、レインカバーなどを買って、雨対策をする必要があります。
シンプルなデザインのこちらがおすすめ。
値段が高い
これは、買って気づいたというよりも、買うまでのデメリットかもしれませんが、値段が1万5千円を超えるため、購入をするまでに、かなり悩みました。
今となっては、もう元は取ってるくらいヘビーユースしてるので、さっさと買っておけばよかったと思う金額ですが、1万円を超えるものなので、ちょっとハードルが高いですよね。
でも、実際に使ってみて、それだけ作りがしっかりしているものだと思うし、多くの旅行系ユーチューバーの人が使っていることも考えて、それだけの価値があるものだと思います。
よくある質問(FAQ)
- キャビンゼロ36Lは冬でも2〜3泊いけますか?
-
厚手のアウターを複数パッキングしなければ可能です。
冬場は衣類がかさばるため、アウターは1着に絞って着回しするのがおすすめです。 - キャビンゼロ36Lは機内持ち込みできますか?
-
はい。サイズは3辺合計96cmで、主要航空会社や多くのLCCの基準(100cm以内)をクリアしています。実際にLCCでも持ち込みで問題になったことはありません。
- 36Lで長期旅行は本当に可能ですか?
-
荷物を厳選し、3〜4日に1回、旅行先で洗濯するなど工夫をすれば可能です。
僕も冬のヨーロッパ14日間旅行をこのバックパック1つで行きました。
まとめ
今回は、キャビンゼロのミリタリーシリーズのバックパックを紹介させてもらいました。
このバックパックは、36Lという容量で、2泊〜3泊くらいの旅行にちょうどいいサイズ感で、飛行機への持ち込みも可能です。
生地がアウトドアで使用できるくらいしっかりとしたものであり、耐久性も高く、万が一破損などした場合にも、最大25年間の保証期間があります。
欠点としては、防水性が低く、バックパック用のレインカバーを購入するなど、雨対策をする必要があります。
値段は、少々お高めですが、それだけの機能性を備えているバックパックだと思います。
おすすめのバックパックです。








