サウナをより快適に楽しむために、サウナポンチョが欠かせないアイテムとして注目されていますが、「サウナポンチョは、どのようなタイミングで使えば良いのでしょうか?」
この記事では、「サウナポンチョをなぜ使うのか」、「サウナポンチョの使い方」、「サウナポンチョのデメリット」を解説しています。
また、サウナポンチョの選び方や、おすすめのサウナポンチョも3つほど紹介しているので、参考にしてみてください。
サウナポンチョとは?
サウナポンチョは、名前の通り、サウナの時に着るポンチョです。
ポンチョ型のデザインで、サウナから出た後に体を包み込むことで、水分を吸収しながら体温を適度に保ってくれます。
一般的にはタオル生地などの吸水性や通気性に優れた素材で作られており、サウナの時間を快適に過ごせるように工夫されています。
なぜサウナでポンチョを使うのか?効果とメリット
では、なぜサウナでポンチョを使うのかについて、解説していきます。
体温調整と保温効果
サウナポンチョは、サウナ後の体温調整と保温に非常に効果的なアイテムです。
サウナに入った後は体が温まっている状態ですが、汗をかいていたり、シャワーや水風呂に入った後に外気浴をすると体温が急激に下がることがあります。
夏場などの暖かい時期は、あまりこのようなことはないかもしれませんが、秋や冬などの気温が低い時期は、体が冷えやすくなっており、サウナでのリラックスした状態を台無しにしてしまうこともあります。
サウナポンチョは、このような急激な体温低下を和らげ、体を適度に温かく保つために役立ちます。
サウナポンチョを使えば、サウナ後の休憩時間もリラックスしたままで過ごせるため、サウナの効果を最大限に引き出すことができます。
虫刺されリスクの軽減になる
サウナポンチョを着ることで、虫刺されのリスクを軽減することができます。
というのも、最近は、森の中のサウナや、海辺近くのサウナなど、自然に近い場所でのサウナ体験を行う施設も増えてきています。
このように自然に囲まれた場所での外気浴は、どうしても虫刺されのリスクが高まってしまいます。
たとえ、蚊であっても、虫に刺されてしまうと、外気浴中のリラックスできる時間を台無しにされてしまいます。
サウナポンチョで肌の露出を減らすことで、虫刺されのリスクを軽減させることができます。
日焼け対策になる
サウナポンチョを着ることで、日焼け対策をすることができます。
サウナでは、外気浴で日光に当たってしまう場面があります。
紫外線には、シワやシミ、皮膚がんなどのリスクがあり、男女問わずに、あまり日焼けをしたくないという方がいると思います。
そのような方にもサウナポンチョはおすすめで、着用して肌の露出を防ぐことで、日焼けや紫外線対策をすることができます。
プライバシーの確保
サウナポンチョを使用することで、プライバシーを確保することができます。
サウナでは、他の利用者の目を気にする場面があります。
例えば、水着になって男女混浴でサウナを楽しむような施設もあるのですが、異性に自分の体を見られたりすることに不快感を抱く人もいるのではないでしょうか。
そのような時にサウナポンチョを使えば、すぐに体を覆うことができ、周囲の視線を遮ることができます。
ファッションアイテムとして
サウナポンチョは、サウナ中のファッションアイテムとしての効果もあります。
普段着ることがないものなので、ポンチョを着て写真を撮れば非日常感を演出することができますし、ゆったりとしたシルエットや素材感から、「可愛らしい」という印象も与えてくれるアイテムです。
サウナポンチョの使い方。いつ使えばいいの?
サウナポンチョの使い方を聞かれると、「サウナの時に着る」ということになると思うのですが、問題になるのは、どのタイミングでサウナポンチョを着るかだと思います。
詳しくは、下の記事を見てほしいのですが、サウナや水風呂際には、基本となる順番があります。
サウナや水風呂に入る時の順番は、「サウナ」→「水風呂」→「外気浴」の順番です。
そして、サウナポンチョは、外気浴のタイミングで着ます。
外気浴のタイミングでサウナポンチョを着ることで、体を保温することができたり、紫外線や虫刺されなどから体を守ることができます。
また、外気浴のタイミング以外であっても、サウナの合間で休憩したいときにポンチョを着ることで、体を冷やさないように保温することができます。
サウナポンチョのデメリット
ここまでは、サウナポンチョの良い面や使い方をお伝えしたのですが、デメリットについても紹介したいと思います。
デメリットの多くは、メンテナンスのめんどくささや、持ち運びのめんどくささです。
施設によって、サウナポンチョをレンタルできる場所もあるので、デメリットを許容できない方は、レンタルするという選択肢もあります。
手入れが必要
当たり前と言えば当たり前なのですが、サウナポンチョは、汗を吸収するため使用した後は洗濯が必要です。
サウナポンチョは、吸水性の高い素材を使用しているので、湿ったまま放置するとカビや臭いの原因となることがあります。適切なタイミングでの洗濯が求められるため、手入れに手間がかかる点はデメリットと言えます。
乾燥に時間がかかることがある
先ほど、サウナポンチョはその都度手入れが必要とお伝えしたのですが、サウナポンチョは洗濯した後の乾燥に時間がかかることがあります。
特に、厚手の素材や、風通しが悪い場所に干したりすると、乾燥に時間がかかり、十分に乾き切らないこともあります。
持ち運びの際にかさばることがある
サウナポンチョは、タオルよりも大きいので、持ち運びの際にかさばることがあります。
特に、旅行やアウトドアに持っていく際には、収納スペースを取ることがあるため、荷物を減らしたい場面では不便に感じるかもしれません。
タオルに比べて使い方が限定されることがある
サウナポンチョは、サウナをするという場面においては、効果的なアイテムですが、タオルのように自由に拭いたり、体をしっかりと拭き取る動作には向かないことがあります。
特に、体全体を拭きたい場合にはタオルの方が使いやすく、ポンチョは着用する目的で使うため、用途がやや限定される点も考慮すべきです。
サウナポンチョの選び方
サウナポンチョの使い方や、良いところと悪いところを踏まえた上で、サウナポンチョが欲しいなと感じた方に向けて、サウナポンチョの選び方について解説したいと思います。
素材で選ぶ
サウナポンチョは、いろいろな素材のものが使用されていますが、タオル生地のものかマイクロファイバー生地のものが多いです。
タオル生地は、吸水性が高く肌触りも柔らかく、保温性にも優れているという長所があります。
そのため、サウナ後のリラックスを重視する方に向いています。
ただし、厚手のものの場合、乾燥に時間がかかるため手入れにはやや手間がかかることがあります。
マイクロファイバーは、軽量で速乾性が高く、持ち運びやすいというメリットがあります。
頻繁に使用したい人や、旅行などでの利用を考えている方に適していますが、タオル生地に比べてやや人工的な感触が気になることもあり、肌触りはタオルに劣ることが多いです。
どちらの素材も、それぞれ特徴があります。
それぞれの特徴を知って、自分の使用シーンや好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
ポンチョのサイズ
サウナポンチョを選ぶ際、サイズは膝下までカバーできる長さのものがおすすめです。
膝下までカバーすることで、保温効果や、紫外線・虫刺されからの保護の効果を高めることができます。
オンラインで購入したりする場合は、「着丈」をチェックすれば良いのですが、着丈が110cm以上あるものが良いでしょう。
ポケットの有無
サウナポンチョは、ポケットがあるタイプがおすすめです。
ポケットが付いていることで、スマートフォンや鍵など、ちょっとした小物を持ち運ぶのに便利です。
特にスマホをサウナや外気浴時に使いたい人にとって、ポケットがあると非常に便利です。
フードの有無
サウナポンチョは、できればフード付きのものが良いです。
フード付きのポンチョを選ぶことで、サウナ後の髪の毛から出る水分を吸収し、頭部を冷やすことなく快適に過ごすことができます。
また、それだけでなく、外気浴をする際に日光を眩しく感じたり、視界を遮って自分の世界に没頭したい場面もあります。
そのような時に、フードを目を覆うくらい深く被ることで、より自分の世界に没頭して、リラックスした外気浴を楽しむことができます。
おすすめのサウナポンチョ3選
それでは、おすすめのサウナポンチョを3つ紹介していきます。
Totonoi Japanのタオルポンチョ
まず、おすすめするのが、Totonoi Japanのタオルポンチョです。
生地には、綿100%の柔らかなワッフル生地が採用されていて、心地よく着ることができます。
また、通気性がよく、タオル生地のポンチョの中では、比較的乾きやすいポンチョです。
口コミを見ると、ビッグシルエットで、ゆったりと着れる点もこのポンチョが支持されている理由です。
lowliuのマイクロファイバー製ポンチョ
次におすすめするのが、lowliuのマイクロファイバー製ポンチョです。
このポンチョは、年間200回サウナに行くサウナーの方が考案したポンチョで、マイクロファイバー製なので、洗濯の後などに乾きやすいという特徴があります。
また、ベンチレーションがついているので、更衣室がないような場所の着替えに使うこともできます。
値段がリーズナブルという点もおすすめしたいポイントです。
sauna essensialsのタオルポンチョ
最後におすすめするのが、sauna essensialsのタオルポンチョです。
ポリエステル80%、ナイロン20%の素材が使用されており、乾きやすくふわふわ感のある生地です。
女性の「ふくらはぎまで隠したい」というニーズに応えるため、ワイドシルエットのデザインとなっています。
肌触りや着心地に関しても、好評のポンチョです。
まとめ
サウナポンチョは、サウナ後の快適さを向上させるために非常に役立つアイテムです。
主に外気浴のタイミングで使用するもので、体温の保温や、紫外線対策などを行い、より快適な時間を過ごすために使用します。
ポンチョを選ぶ際には、タオル生地やマイクロファイバーといった素材の特徴知って、自分の好みや用途に合ったものを選日ましょう。
また、ポケット付きのポンチョは、手ぶらで移動ができたり、必要な小物を収納できたりと、さらに実用性が高まります。
自分に合ったサウナポンチョを取り入れ、さらに快適なサウナライフを楽しみましょう。